自分の価値って付け足すものばかりじゃなくて、既に自分の中にもあるんだと思う。
「自己肯定感」と「自己効力感」っていう言葉があって、これが最近まで自分の中でごっちゃになってた。
自分なりに解釈すると、「自分は◯◯ができる」っていうのが「自己効力感」で。
「できる部分もできない部分も、ありのままの自分として認められる」ことが「自己肯定感」っていうイメージかな。
ここ最近まで、自分の価値は「何ができるか」なんだって思ってた。
旅の経験だったり、ブログの経験だったり、教師の経験だったり、そういうものから得た「何か」が大事なんだって。
でも最近は、自分の性格も一つの価値というか、良さ(?)みたいなものなのかなって思うようになった。
そう思えるようになったのは、鬱で「できない自分」しか見えなくなった時に、不登校の子どもたちと関わるようになったからだと思う。
自分はあんまり感情的になることないし、細かいことは気にしない性格だからこそ、この子たちと自然体で関われるのかな、と。
自分の性格は教師には向いてなかったけど、今関わってる子たちとの関わりにはやっぱり合ってるのかなぁ、って思う。
何もない自分の中で、自分の価値を見つけられたというか、なんだかすごく救われた気がする。
性格というか人柄って、合わない人もいれば合う人も必ずいるわけで、誰もが持ってる価値なんだよね。
そう思うと、価値のない人間なんてやっぱりいないんだと思う。
なかなか目に見えないかもしれないけど、自分の良さって既に自分の中にあるんだろうな。
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