理由を探すとできなくなる話

「したいことをする」って、実はめちゃくちゃハードルが高いことなんだと思うんですよね。

 

何かを「したい」と思った時、必ずしも深い理由はなかったりして。

むしろ、理由なんて後付けであることが多い。

 

厄介なのは理由を考えれば考えるほど、「やる理由」よりも「やめた方がいい理由」の方が遥かに多く出てくるってこと。

考えれば考えるほどメリットよりもデメリットの方が大きくなって、結局は「やめる」方を選ぶ。

しかもその理由は自分のことじゃなくて、他人の目を気にしたり、周りの人に気をつかう理由だったりすることが多い。

 

それでも迷いを振り切って、不安やデメリットを背負って、覚悟を決めて「やる」っていうのは、簡単なことじゃなくて。

選んだ後も不安だらけだし、苦労もいっぱいある。

 

ひとり旅に出るのを決めた時も、仕事をやめた時だって何ヶ月・何年と悩んだけれど、実はそういう選択は日常の中でたくさんあって。

これまでだって色んな理由をつけて、「やりたかったこと」をやらなかった。

将来のことや起こりもしないことを心配して安全な方を選んだことなんて、これまでいくらでもあった。

 

でも、そんな人生の中で数少ない「やってみたこと」は、間違いなく今の自分を形作るアイデンティティになってて。

 

時には明確な理由があるものより、深い理由がないものの方が、実は大事だったりする。

どんなに理由を探そうと、1番大事なのは最初に感じた直感なんだと思う。

そこが自分の本心であり、自分が1番求めているもの。

 

だからこそ「やりたい」っていう直感は、蔑ろにしちゃいけない。

自分の思いにフタをしちゃいけない。

自分の人生じゃなくなってしまう気がするから。

 

すべてが叶えられるわけじゃないかもしれない。

でも、そういう直感は大事にしていきたいなと思うわけです。

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