結論から言うと節約は
「必要なところにお金をかけるため」
に行いましょう。
何も考えずにお金を使ってしまうと、
行きたい場所へも行けなくなり、
最悪日本に帰れなくなってしまいます。
思わぬ危険に巻き込まれないよう、
賢く節約して必要なところに
お金を使えるようにしましょう。
海外一人旅でかかる
大まかな費用はこちらから↓
・はら式究極の節約術
・お金を使うべきところ
海外一人旅での節約術を知ることで、
無駄な出費を抑えることができます。
また、出費が抑えられる分、
本当に必要なところにお金を使う
ことができるようになります。
僕は初海外一人旅でフィリピンや南米、アメリカを含む
数カ国を270日間旅しました。
もちろん僕も、様々な本やサイトを
参考にして準備をしました。
実際に旅をした経験を踏まえて実践した節約術や、
僕が実際にお金をかけたところをまとめています。
※この記事は5,000字のボリュームがあります!
重要なところには黄色でマーキングしてあるので、
そこを中心に読んでみてください。
節約する上での心構え
一人旅だからこそお金の使い方は自由
あなたは一人です。
お金のかけ方は全て自由です。
少食なら食事は1日1食だって
誰も文句は言わないし、
シャンプーやリンス、
歯磨きだってしなたっていい。
(僕はしましたよ。)
逆に言うと、
「食べ物にだけは妥協しない」、
「ホテルだけは良いところに泊まる」
そんなところもあなた次第。
だからこそ、
あなたのお金の使い方のルールを
明確に持っておきましょう。
ここは節約する。
ここは妥協しない。
大まかなルールで構いません。
それだけで自分が旅で
大切にしたいものが
見えてくるはずです。
自分が不要だと思うところは徹底的に削る
誰かに気を遣って
オシャレなレストランに入ったり、
小綺麗なホテルに泊まる
必要はありません。
身だしなみだって、
場所によっては汚い方が
いいくらいだし、
ファッションに気を遣う
必要だってありません。
周りの目を気にする必要も
誰かに合わせる必要もないので、
不要なものは徹底的に
削っていきましょう。
例えば
食費、宿代、交通費、
衣類、装飾品、洗濯機代、
シャンプー、リンス、
携帯電話代・・・etc
必要だと思ったものにはケチらない
節約してばかりで
やりたいことができないのでは、
海外を旅している意味がありません。
いくら貧乏旅であっても、
自分にとって必要なものには
お金をしっかりかけましょう。
主に僕がお金をかけるべきだと
思うものは次の3つです。
・そこでしかできない経験
・交通手段
・安全
そのほか、あなたのこだわりが
あると思います。
例えば
「食べ物は美味しいもの」
「宿は一人部屋」
「交通手段は疲れないもの」
「オシャレには気を使いたい」
・・・etc
そんなこだわりには
しっかりとお金をかけた方が
気持ちよく旅ができるでしょう。
はら式究極の節約術
あくまで僕の自己流なので、
真似しなくてもいいです!
無茶苦茶なこともしてます。
自由故にw
それが一人旅の良さ。
あなたなりのルールに合わせて
参考にしてみてくださいね。
食費を削る
朝食付きの宿に泊まる
宿によっては安くて
朝食付きの宿があります。
基本的にドミトリーの宿では
自分でホットケーキを焼く形式だったり、
シリアルだったりすることが多いです。
場合によってはホットケーキを
焼いてくれたり、
置いてあるものを自由にとって
食べる形式だったりする
こともあります。
その場合は、少し多めにもらって、
昼ごはんにすることもありましたw
朝と昼で一食にする
そのままですw
僕は1日2食のことがよくありました。
理由は節約とめんどくさいからw
完全に2食というよりは、
お腹が空いた時にバナナや
お菓子をつまむといった感じで
済ませることが多かったです、
夜しか食べないこともありました。
オーストラリアの宿で自炊
オーストラリアの宿は
ドミトリー(相部屋)の宿が
たくさんあります。
ドミトリーの宿は基本的に
一人旅のバックパッカー向けの
宿なのでキッチンが
ついているところが多いです。
オーストラリアの外食は非常に高いので、
スーパーで買ってきたもので
自炊をしていました。
宿で知り合った仲間と一緒に
ご飯を作るのも楽しくて節約になりますよ♪
あと、僕はどこでも食事ができるように
サンドイッチを毎日作っていました。
お腹が空いた時に美味しそうな
お店があるとつい誘惑されてしまうので、
常に食べられるように
持ち歩いていました。
ハムやツナや野菜を挟んで、
だいたい1個80セントくらいで
できたと思います。
オーストラリアはツナの種類が
日本とケタ違いなので
日替わりで楽しんでいました。
南米で地元民の集まる市場を探す
南米やフィリピンでは、
観光地にある市場は
観光客向けであることが多いです。
そして、やはり観光客向けの料金だし、
たいして美味しくもありません。
さらに変にオシャレに手が
加えられているものもあります。
しかし、少し潜り込んでみると
地元の人が集まる市場が見つかります。
そういう市場は地元民向けの
リーズナブルな値段だし、
何より家庭的な感じで美味しいです。
時間があればそういった
市場の方が安くて美味しいし、
現地の暮らしの様子が
見られると思います。
宿代を削る
ドミトリーの安宿を利用する
オーストラリアやアメリカでは、
基本的にドミトリー(相部屋)の
宿がたくさんあります。
いわゆるバックパッカー宿です。
(通称:バッパー)
バッパーでは安いだけでなく、
いろんな国の旅人たちと
交流できることが1番の魅力です。
現地の情報を
バッパーで仕入れることができたり、
一緒にツアーに参加したりすることも
あるかもしれません。
ただし、個室ではないため
誰かが喋っていたり、電話していたり、
いびきをかいていたり、
変な匂いがしたりと、
落ち着かないところもあります。
自分の疲れ具合と相談して
宿を決めるといいでしょう。
また、たくさんの宿が近くにあるのなら、
一番安い宿を選ぶよりも
評価の高い宿を選んだ方が良いです。
本当に最低な宿は腐る程あります。
ベッドのシーツが死ぬほど汚い、
トイレが死ぬほど汚い、
マリファナ吸ってるヤバイ人が
たくさんいる・・・etc
夜行バスを利用する
長距離を移動する際は、
夜行バスに乗ると時間と
お金の節約になります。
これは日本で言うと、
ディズニーランドに夜行バスで
行く感覚ですね。
1泊分の宿代が節約できます。
そしてご存知の通り、
次の日がしんどいですw
しかし、オーストラリアや南米など、
当たり前に長距離バスが
使われている国や地域では、
日本よりもかなり
快適なバスも多いです。
野宿する
これは究極です。
僕は一度だけオーストラリアで
野宿をしました。
なぜかと言うと、
周りにあった唯一の宿が
閉まっていたから。
できたらやめておきましょう。
毒蛇に噛まれたら
死ぬかもしれません。
めちゃくちゃ寒かったです。
ほぼ眠れませんでした。
しかし、いざという時のために
寝袋を持っておいて良かったと
心の底から思いました。
寝袋は持っておくといいでしょう。
オーストラリアのKマートで
15ドルくらいで買えます。
それか、そこらの民家を尋ね歩いてでも
泊めてもらった方がいいです。
ちなみに基本的にオーストラリアで
野宿は禁止されています。
交通費を削る
飛行機を使う
長距離バスで陸路を移動するよりも
飛行機で飛んでしまった方が
安いことは結構あります。
時間的にもかなり節約できるので、
途中に立ち寄りたい場所がないのなら
思い切って飛行機に
乗り込むのもいいでしょう。
格安航空である
LCCはかなり安いです。
(Jet StarやPeachなど)
乗っていて不便なことは
特にありません。
ただし、
手荷物が有料だったり、
機内食が有料だったり、
チケットのキャンセルができなかったり、
キャンセルの保証がなかったりするので
注意が必要です。
ヒッチハイクする
これも自己責任です。
安全は保証しません。
僕はオーストラリアで
ヒッチハイクをしました。
理由は長距離バスが数日先まで
なかったから。
あと、一度やってみたかったから。
朝早くから大きな道路に張り込んで、
2〜3時間で1台捕まりました。
参考までに西オーストラリアの
田舎町で車の通りが少なかったのと、
スーツケースが馬鹿デカかったという
条件付きでの時間です。
現地の外国人と話ができるのは面白かったです。
ただ、4〜5時間も二人きりだと
話すネタが尽きますw
後半はマジで気まずかったw
ちなみに2回目は奇跡的に
日本人の夫婦に拾ってもらいました。
その時はめちゃくちゃ楽しかったです。
お金を作る
究極の節約は
お金を稼ぐことです。
僕はオカリナで
バスキング(路上パフォーマンス)
をしてお金を稼いでいました。
大きな街では許可が
必要なこともありますが、
基本的には違法ではありません。
日本と違ってバスキングは
文化として浸透しているところも
多いので、挑戦してみると
面白いと思います。
得意分野がない場合は、
名前を漢字にしてあげたり、
筆で文字を書いてみたり、
折り紙を販売したりしてみるのも
良いと思います。
場所によっては
そこらでバイトするよりも
効率よく稼げますw
お金を使うべきところ
そこでしかできない経験を買う
現地のツアーや体験
現地でしか体験できないことには
お金を惜しみなく使いましょう
ここでケチってしまったら
海外を旅している
意味がないからです。
経験にはお金をかける
価値があります。
お金では決して
買えないものです。
ただし、どうしてもやはり
値段が高いものが多いので、
内容をよく確認することが大切です。
不要なものは切っていって、
コスパの良い経験をしましょう。
ちなみに南米では
買い物だけでなく、
ツアーも何もかも
値引き交渉が当たり前でした。
そこならではの食べ物
全て外食ではお金が
いくらあっても足りませんが、
できるだけ現地の有名な
料理や食べ物は
食べるようにしていました。
これもやはり経験ですね。
口に合わないものも多いですが、
カンガルーを食べたり、
ネズミを食べたり、
日本ではできない経験が
食にはあります。
もちろん美味しいものもあります。
僕はペルー料理が大好きです。
時間をお金で買う
バスやタクシーに乗る
旅はいつでもゆったり
できるとは限りません。
参加したいイベントが迫っていたら、
あっという間に次の目的地を
目指さなければならない
こともあるでしょう。
そういった時は
バスやタクシーを積極的に利用して
効率よく観光しましょう。
ただし、バスは路線を
見極めるのが大変なので
短い滞在には不向きかもしれません。
飛行機に乗る
当たり前のことですが、
移動は長距離バスよりも
飛行機の方が圧倒的に早いです。
そして、今は飛行機が安いので、
長距離バスよりも安い
ということも多々あります。
特に立ち寄りたいところがなければ
飛行機も賢く使いましょう。
安全をお金で買う
安全な宿に泊まる
いくつかバッパーがある場合は、
最低料金の宿よりか少し
グレードの高い宿を
選択した方が良いです。
1ドルや2ドル違うだけで
随分とまともな宿が
出てくることがあります。
あまり酷い宿では変な人や
怪しい人も多くなるため、
物を盗まれたり、
マリファナを勧められたりと
要らぬトラブルに巻き込まれる
可能性が高まります。
それなりに綺麗な宿でも
最低限の防犯対策は必要なので、
宿はせめてそれなりの場所を
利用した方が良いでしょう。
1ドル2ドルのために
盗難のリスクを抱えるのは
コスパが悪いです。
タクシーに乗る
人気のない夜道を長距離
歩く必要があるのなら、
タクシーを使った方が
安全なことが多いです。
ただし、国によっては
タクシー強盗が頻発している
国もあるので、そういった国では
偽のタクシーかどうかを
見極める必要があります。
安全なバスに乗る
長距離バスを利用する際は、
値段がピンからキリまで
たくさんの種類のバスが
運行されている場合があります。
治安が心配な国での移動は
できるだけ中級〜上級の
クラスのバスがオススメです。
南米で最低料金のバスに
乗車したことがあります。
全然時間通りに発車しなかったり、
途中で道端の人を
拾うのに何度も止まったり、
変な人が車内販売に
しょっちゅう乗り込んできたりと
散々なバスでした。
暑くて狭くて、観光客はほとんど
乗っておらずに地元の人たち
ばかりのバスでした。
バスの座席にワイヤーロックで
カバンと足をひっかけて
ガチガチに防犯して眠りました。
そんな思いをするくらいなら、
お金を払ってリクライニングのついた
Wifi、コンセント完備の
きちんとしたバスに乗った方が
ストレスもなく疲れもとれます。
また、もう一つ絶対的に
お金をかけるべきはバックパックです。
疲れにくいもの、頑丈なものを選んで
旅の不安を解消しましょう↓
必要なところに使うために節約する!
・作ることも考えるべし
・経験、安全、時間には惜しみなくお金をかけるべし
必要なところにお金をかけるために
節約するという意識を持ちましょう!
良い旅になりますように(^^)
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・できるだけ節約したい。
・でも経験や安全は
大事にしたい。