すべての人の、すべての過去には価値がある

ひょんなことから、自分の経験を人前で話す機会をいただきました。
実はこれまでもブログやSNSで経験や情報を発信してきたんですが、リアルの場で話すのは初めてのことでした。

自分のことを話すのってなんだか恥ずかしい思いもあったのですが、誰しも1人1人が異なる人生、自分だけの経験をしているわけで、全員の人生の話に同じだけの価値があると思っているわけです。

それでもいざ自分ができるかというと、大した肩書きも実績もないのに、自分のことを人前で話すなんておこがましい、という思いがあって。
でも、自分より年下の人たちが自身の経験を語っていたり、発信活動をしている姿を見て、誰がやってもいいんだな、と思えるようになったんです。

普段の会話って相手の話も聞かなきゃいけないわけで、案外自分のことを話す機会って少なかったりします。
聞いてくださる方の貴重な時間をいただくわけなので、自分の人生を通して一体何を伝えられるのか、聞いて良かったと思われる話って何なんだろうかと、たくさん悩んで準備しました。

今回話した内容は主に旅の話でした。
自身のカンボジアでのボランティア、日本一周や海外一人旅の経験からの話です。
旅という自分にとっての大きな挑戦への迷いや葛藤、旅を通して得た価値観なんかを話しました。
旅で自分の人生は大きく変わったし、それが今の仕事や生き方に繋がっているんですよね。

話したことについて感想を聞かせてもらう中で、自分の経験って誰かの役に立つんだな、となんだか自信を貰えた気がします。
悩んだ経験も、苦しかった思いも、すべてが何かの役に立つんだなって。

SNSやYoutube等を通して誰もが気軽に発信できる今、何をどのように伝えるのかって、とても大事だと思ってて。
人はみんな全ての人が異なる経験をしていて、どんな人の経験も、必ず誰かの役に立つんだと思います。
そこには経験の大きさも種類も年齢も関係なくて。

大事なのは、その経験を通して自分は何を感じ、何を学んだのかということ。
そして、誰にどのように届けるのか、ということなのかなと。

辛い経験や悩んだ経験も、同じように苦しむ人が乗り越える力になるんだと思います。
過去をどう考えるかは自分次第で、トラウマとして黒歴史として残すか、誰かのために役立てるか。
過去は変わらないけれど、過去の意味は変えられるわけで。

僕自身、ブログやSNSを運営するにあたって、これまで文章の書き方や伝え方、心理学なんかも含めて情報発信の方法を学んできたんですが、話すとなるとまた勝手が違って。
やっぱり目の前の人に伝えるっていうのは、文章では乗せられない思いを込められるし、良くも悪くもダイレクトにリアクションがもらえて、「伝えてる」という実感みたいなのが得られたな、と思います。

肩書きなんてなくても、すべての人のすべての過去には意味があって、伝える価値がある。
自分の中にもそんな新しい可能性みたいなものが見つかった貴重な経験をさせていただきました。

話を聞いてくださったみなさん、お時間をいただいてありがとうございました。
全然話し足りなかったけど、またどこかで話したいと思います。

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