第三次世界大戦は
起こるのでしょうか?
こんにちは、はらです。
アメリカのトランプ大統領が
イランの英雄を空爆によって殺害し、
一触即発の状況です。
さらにロシアや中国が
イランを支持しており、
第三次世界大戦へと
突入するのではないかという
懸念も出ています。
イランが核開発を進めていけば、
アメリカや周りの国も
黙ってはいられなくなるでしょう。
私たちは唯一の被爆国として、
世界に何を訴えていけるのでしょうか?
今回は、長崎県を訪れたときのことを
記事にしたいと思います。
世界で原爆が投下された
たった2つの場所一つ、長崎。
平和公園を訪れ、
改めて戦争と核の恐ろしさについて
考えたいと思います。
平和の象徴「平和祈念像」
長崎の平和公園を象徴するものとして
一番に思い浮かぶものは
「平和祈念像」でしょう。
「天を指した右手は“原爆の脅威”を、
水平に伸ばした左手は“平和”を、
軽く閉じた瞼は“原爆犠牲者の冥福を祈る”」
そんな想いが込められています。
平和祈念像の裏に刻まれた、
作者北村西望の言葉
↓
戦争の悲惨さと
作者の平和を切に願う
想いが伝わってきます。
長崎に落とされた1発の原爆により、
7万3000人以上の人が亡くなり、
負傷者も7万6000人に及日ました。
亡くなられた方の7割が
子どもや女性、老人だったといいます。
「世界恒久平和」の想いは、
日本だけでなく世界規模で
共有しなければならない想いです。
被曝者の冥福を祈る「平和の泉」
平和公園には、平和祈念像を背に
美しい噴水があります。
しかし、噴水に込められた想いは
とても悲惨なものなのです。
「水を、水を」と苦しみながら
亡くなっていった被曝者の冥福を祈り、
建設された「平和の泉」。
変化する噴水は平和のハトの
羽ばたきを形取っています。
なんともいたたまれません。
この少女も生きることに
必死だったのでしょう。
平和を世界に訴える「長崎の鐘」
「あのようなむごい原子爆弾が、
再びこの地球で炸裂しないためにも、
この鐘を鳴らし続けて
恒久平和の確立を世界の人々に訴える」
という願いを持って建立された鐘。
今まさにこの鐘の音を
世界に届ける時ではないでしょうか。
日中友好を願う「乙女の像」
「乙女像」は中国から
寄贈された作品。
(※写真は裏面)
「人類の平和と末長い
日中友好を願う中国人民の真心」
を表しているそうです。
原爆が落とされた場所へ
ここが原爆が落とされた場所。
15万人の死傷者を出した
原子爆弾「ファットマン」が
落とされた場所です。
今も残る遺壁
原子爆弾の惨禍を現代に残す遺壁。
廃墟と化した「浦上天主堂」。
当時は東洋一の壮大さを誇ったという天主堂も
見る影もなく吹き飛ばされてしまいました。
死体で埋め尽くされた「下の川」
原爆投下後、おびただしい
死体で埋まったという「下の川」。
水を求めて川辺に辿り着き力尽きた人、
川に這い寄る途中で焼死した人々の
遺体が並んでいました。
惨状を目の当たりにした
被曝者がこう書き残しています。
「この世の生き地獄図そのままだ。
空は白雲一つない
晴れ渡った青空というのに、
地上はなんという悲惨な光景だ。」
原爆投下から40年の想い「平和の母子像」
1987年、原爆投下から40年、
再びあの惨禍を繰り返さないという
誓いを込めて建てられた像。
「ああ、あの閃光の下で、
数万もの男女、
無数の母と子が灼かれ、
ひき裂かれ息絶えた。
あれから四十余年、
いま第二の核戦争へと
シグナルは点滅し、
地球は破滅の渕にある。
戦争も核兵器も許してはならない。
命あるすべてのものが生きる、
この緑の大地を、地球を守ろう。」
まとめ
2020年、原爆投下から75年。
また再び核の脅威に世界が
晒されようとしています。
戦争を起こして、核爆弾を使って、
一体誰が幸せになるのでしょうか。
唯一の被爆国として、
アメリカとイランの関係を
「遠い海外のこと」と考えずに、
真剣に考える必要が
あるのではないでしょうか。
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