こんにちは、はらです(^^)
今回はボリビアで
登山に挑戦します!
挑戦する山は
「ワイナ・ポトシ」
その標高なんと
6,088mである!
ワイナ・ポトシは
何を隠そう、通称は
「初心者が世界一挑戦しやすい
6000m級の山」
なのだ。
ちなみにアフリカ大陸最高峰の
キリマンジャロの標高は
5,895m。
ワイナポトシは
キリマンジャロより
標高が高いのだ!
ワイナポトシの
登頂率は50%と言われている。
2人に1人は脱落するという
厳しい山なのである。
せいぜい登山といえば
富士山を5合目から
はぁはぁ言いながら
1泊2日で登ったくらいの
超初心者の僕。
季節は11月初旬。
さぁ、一体どうなることやら、、、。
い、行ってみます、、、!!
登山の申し込み
Hostal Austriaの宿で
寝転がってケータイを
いじりながら見つけた
「ワイナ・ポトシ登山」。
後先考えない
なんでもやってみたがりな僕は
さっそく飛びついて
ツアー会社を巡った。
ラパスの観光のツアー会社は、
サンフランシスコ教会の
裏通りに軒を連ねる。
登山からデスロードツアー、
さらにはアマゾンへ行くツアー等、
魅力的なツアーが
山ほどあるのである。
大概が命に関わるが、
命の保証はない(笑)
ーーーーー
余談だが、ボリビアで
最も後悔していることは、
「アマゾン川でピラニアを釣る」
という夢が叶えられなかったことである。
アマゾンにボリビアか
ペルーから入るには
予算と時間的に2つの選択
しかなかった。
ラパスからデスロードを通って
アマゾン地帯へ行くか、
ペルーのリマから
イキトスの村を目指すかだ。
デスロードは年間200人の人が
命を落とす、まさに
「死の道」なのだ。
行かなかった。
命がけで行かなかったことには
後悔が残った、、、。
、、、
というか後から調べたら
新しい道があるらしいじゃん!
なので、ぜひ新しい道で安全に
アマゾンを訪れてみてください(T ^ T)笑
ーーーーー
話を戻します!
たくさんのツアー会社を巡り、
安くで参加できそうなツアーを
探すがてら情報収拾。
ワイナポトシ登山は
1泊2日の2DAYSと
2泊3日の3DAYSが
選べるとのこと。
3DAYSは初日に
登山の練習をして、
それから登っていくコース。
2DAYSはいきなり
登りだすコース。
うん、練習したい。
ツアー会社にて、
僕:「◯日から3DAYSのツアーに
参加したいんだけど。」
ガイド:「その日はガイドが
足りないから無理だ。」
僕:「じゃあだめだね。」
ガイド:「お前なら2DAYSで
大丈夫だ、アミーゴ。」
僕:「ふざけんな〜♪チャオ〜」
別のツアー会社へ。
HIKING BOLIVIA TOURS
値段の交渉をし、
1000ボリで確定!
15,000円くらいだと思うと、
オーストラリアでは
考えられないくらい安い。
登山の準備なんて
当然持っていないので、
全てレンタルします。
基本的に料金に含まれていますが、
寝袋に関しては持っている
旅行者も多いので、
別料金でレンタルします。
あと、大容量のバックパックも
レンタルしました。
ツアーはボリビア人ガイドと、
参加者2人のスリーマンセル。
滑落防止のため、
3人をロープで繋ぐらしい。
お、大丈夫か?笑
命がけやん。
登山までの準備
防寒ジャンパーの中の服は
各自のものなので、
防寒グッズをラパス市内で
買い集めました。
セーター、靴下、手袋。
「魔女通り」にて購入。
詳しくはこちら
⇒⇒⇒ラパスの歩き方♪〜お土産は魔女通りで!?〜
登山靴。
スニーカーとサンダルしか
なかったのでそれっぽい靴を
「泥棒市」で購入。
詳しくはこちら
⇒⇒⇒ケーブルカーで泥棒市!〜無尽蔵の体力を持つ髭じいと共に〜
高山病薬
「アセタゾラミダ」
富士山よりも
高いところに行くので、
高山病の薬を薬局で購入。
詳しくはこちら
⇒⇒⇒ラパスの歩き方♪〜お土産は魔女通りで!?〜
標高4,800mへ
ツアー当日、集合場所へ向かう。
少し早く着き、
今日から一緒にツアーに
参加するというフランス人に
出会った。
しばらく話す。
英語が通じる人でよかった。
なんと登山経験が豊富で、
キリマンジャロにも
登ったことがあるという!
これは心強いぞ。
そのフランス人と、
あとはオーストラリア人の
陽気なカップルが今回の
ツアーの参加者。
この4人にガイドが
2人着くといった感じだ。
時間になったので、
登山用のジャンパーと
雪山用のブーツを合わせ、
ヘルメットやピッケルを
受け取ります。
僕は寝袋とバックパック
もレンタル。
登山という感じがしてきました♪
ピッケルなんて
持つのは初めてなので、
「杖のように使うのかな?」
なんてぼんやり考えていました。
この後痛い目を
見ることになります。
かなり。
では、出発です!
ラパスのすり鉢状の街を
ジグザグに登り、
郊外へと出ます。
ラパスの街を抜けるまでにも
標高はぐんぐん上がっていきます。
遠くに雪山を望みながら
舗装のされていない道を走ります。
山小屋に到着。
ここまで標高は4,800m!
未だかつてない
高いところに来ていますw
心なしか酸素が薄い。
今日はここを拠点に
登山の練習を行います。
練習に向かう前に
腹ごしらえ。
ご飯の上に鶏肉という
シンプルなお弁当。
カンボジアで食べた
お弁当を思い出します。
ご飯を食べて、
いよいよ練習に出発!
わくわくした気分で
歩き出したのもつかの間、
息が、、、苦しい、、、。
そんなに大きなアップダウンもない
平坦な道でさえ、
息がきれます。
ぜぇ、、ぜぇ、、、。
「早く着かないかな、、、」
と必死に足を一歩一歩
前へ出します。
さらにこの後、
想像を超える
地獄の特訓が
待っているとも知らずに、、、
氷の壁を登る修行
目の前に現れたのは、、、
そり立つ氷の壁!!!
え、思ってたんと違う。
登山じゃなかったん?
雪山登山って、
こんなレベルなん?
、、、
(「お前なら2DAYSで
大丈夫だ、アミーゴ」)
やつは僕を殺す気だったんだろうか?
、、、
う〜ん、
こりゃあ、まぁ、
ピッケルいるよね。
ということで
ピッケルとスパイクを装備w
やっとこいつらの
重要性を実感。
これくらいないと無理。
はい、じゃあまずは
ガイドが登りま〜す♪
「見ててね〜。」
ガチやん、、、。
めっちゃクライミングやん。
これ、登山じゃねぇ。
「ほいっ、ほいっ、ほいっ♪」
あっという間に上まで登る
ボリビア人ガイド。
見ていてボルダリングの血が騒ぐ。
ボルダリングが大好きな僕は
見ていてテンションが
上がってきます。
これは登ってみたい!
さぁ、僕の番が
まわってきました!
まず、ジャンプして
ピッケルを氷に突き立てます。
おぉ!落ちない!
ザクッ、ザクッ、ザクッ。
手と足を交互に動かしながら
少しずつ上っていきます。
思っていたよりも難しい。
自分の手で掴んでいる
わけではないので、
ピッケルが抜けて落ちて
しまわないか不安になります。
でもこれが楽しい〜♪
徐々に慣れてきて、
無事に上まで登頂。
今までしたことのない経験、
まさかこんなことができるとは
思っていなかったので、
得した気分になりした。
標高が高いからか、
気温が低いからか、
あたりは霧に包まれてきました。
存分に楽しんだところで
山小屋へ戻ります。
この道のりがまたしんどいんだ。
1日目の山小屋
山小屋へ帰ってきて休憩。
もうヘトヘトだ、
今夜はよく眠れそう。
あたりはすっかり
霧に包まれています。
うっすらとまわりの
山々が顔を出します。
すっかり山奥の
小屋って感じです。
山小屋の看板猫ちゃん♪
4,800mで暮らす猫。
世界最高峰にいる猫
ではないでしょうかw
人懐っこい猫ちゃんです♪
夕方になると
少しずつ冷え込んできます。
今夜の夜ご飯。
寒い夜に暖かいスープは
ありがたいです♪
さらに大量のマカロニと肉。
食べ過ぎかと思ったけど、
食べきりました。
ボリビアーノ vs オージー対決w
二人とも元気やな。
今夜の寝床です。
みんな仲良く
一直線になって寝ます。
マットがあるのがありがたい。
富士登山の時は隣同士の肩が
あたるくらいにぎゅうぎゅうで
全然寝れなかったのを
思い出します、、、。
それに比べて断然余裕がある。
この寝袋が最強!
レンタルした寝袋ですが、
いいやつ過ぎて
寝ていて全く寒くなかった。
自分で寝袋を持っている人でも
レンタルするのオススメです。
さぁ、明日からが本番です。
無事に登頂することはできるのか?
⇒⇒⇒命がけの雪山登山、果たして結果は?〜過酷すぎるワイナ・ポトシ登山2・3日目〜
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